─激愛─
なんで憐はあって早々こんなことをするのだろうと私は不思議に思いながらもカーペットへと戻った。










「で、用事って?」









なぜか憐から聞いてきたことに驚きつつも私は憐にどう嘘をつこうか悩んでいた。









私がここにやってきた理由は二人の少女を助けるためだから…できれば穏便に済ませてしまいたい。








「えっとさ、私結婚したのよ。だから、もう関わらないでくれるかな?旦那そういうの気にしちゃうからさ。」









やっぱり憐には私のことを忘れてもらわなくっちゃ、そう考えて言った。










だけど憐は驚くどころか逆に笑い始めた。

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