─激愛─
そう聞くと、体育館裏での出来事が脳裏によみがえってくる…。







「憐、好き。だから…、此処から出して…。」







そう私が言うと彼はまた笑顔になった。







そして…、


「好き、なんだ。」







そう言って彼は私を繋ぐ゛モノ゛を舐た。







─────気持ち悪い…。







分かってるようで知らなかった、彼の本性。







今頃気づいても遅かったんだ…。
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