IZIME

「江利、ユイ!一緒に帰ろう」

「あっ…」


いつもなら『いいよ!』と
言ってくれるハズの江利も

今日は気まずそうに
顔を顰めている


「えっ…と、どーする?」

江利はユイの顔色を伺う


「…」


ユイは何も答えず
黙って俯いていた

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