IZIME
私はぎゅっと目を瞑り、戸を開けた
―ガラッ
おしゃべりをしていたみんなも
鞄から教科書を出していた人の手も止まり
クラスの目線が私に集中する
―ガラッ
おしゃべりをしていたみんなも
鞄から教科書を出していた人の手も止まり
クラスの目線が私に集中する