IZIME
「んぅっ…ふぐっ…」
身をよじるが
殆ど身動きできない
どうしよう
こんなんじゃ助けも呼べないよ
「おーお。これは拘束プレイって奴ですかい?」
「つーかお前そんな趣味あったっけ?」
先輩たちは
すでに盛り上がっている
そんな先輩たちを見て
留美はため息をひとつ
「ちょっと~…教室でやっちゃったら巡回の先生来ちゃうにょ?体育館の倉庫とかホテルに移動した方がいいにょ~」
「大丈夫だって。今日の巡回の先コーはぬるいやつだ」
鍵も閉めたし入ってこねえよ、と
1人の先輩はカチャカチャと
ベルトを緩め始める