IZIME

「ほぉら、熱いでしょ~う?」

「!!」







千絵が私の手首を掴んで
手の甲にライターの火を近づけてきた









間近に感じる炎の熱に
ゾッとする







「いや!いやっ…!!」








私は涙目になりながら
首を何度も振ることしかできなかった

< 24 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop