IZIME

「ちょっと!姫乃!?」

「ごっ・・・ごめんね・・・あ、ちょっとトイレ行ってくるから先、食べてていいよ!」

「えっ?じゃあ、あたしも―」

「すぐ戻るから!」

千絵の言葉を遮り私はトイレに直行した








私は心の中で



愚痴を言う千絵を



どこかでわずわらしく
感じていた

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