あの時とこれからの日常
2 一年目
噛み合わない二人
………黒崎先生と付き合い始めて3か月ほど過ぎました
未だに名前で呼べていません
しかも敬語も直せていません
一応努力はしているつもりだけれど、緊張しているのかなんなのか
そんな自分が子供っぽくて嫌になる日々
ついでに言うと、いろいろと温度差を感じ始めました
なんか私だけが勝手に不満がって、すねてでも言えなくていろいろ溜めこんでいる状況なのは気のせい…?
全面切って彼氏面しろっては言わないけれど、
もう少し彼氏って、こう…、なんなんだろう、近くに感じる物じゃないのかな
「はあ」
盛大なため息とともに木目の浮かんだテーブルに突っ伏す
「もー、やめてよね、辛気臭いため息」
まあ、辛気臭い顔してたから誘ったんだけど?
向かい側でビールジョッキを片手に頬杖を突く
「仕方ないじゃない。つきたくなくても出る物でしょ。ため息って」
そりゃ―そうだけど
「だからって、そう何回もつかれちゃせっかくの酒も不味くなるってものよ」
なんて言いながらすでに3杯は飲んでいるんじゃないでしょうか
未だに名前で呼べていません
しかも敬語も直せていません
一応努力はしているつもりだけれど、緊張しているのかなんなのか
そんな自分が子供っぽくて嫌になる日々
ついでに言うと、いろいろと温度差を感じ始めました
なんか私だけが勝手に不満がって、すねてでも言えなくていろいろ溜めこんでいる状況なのは気のせい…?
全面切って彼氏面しろっては言わないけれど、
もう少し彼氏って、こう…、なんなんだろう、近くに感じる物じゃないのかな
「はあ」
盛大なため息とともに木目の浮かんだテーブルに突っ伏す
「もー、やめてよね、辛気臭いため息」
まあ、辛気臭い顔してたから誘ったんだけど?
向かい側でビールジョッキを片手に頬杖を突く
「仕方ないじゃない。つきたくなくても出る物でしょ。ため息って」
そりゃ―そうだけど
「だからって、そう何回もつかれちゃせっかくの酒も不味くなるってものよ」
なんて言いながらすでに3杯は飲んでいるんじゃないでしょうか