私が拾った動物達
『もしもし岩瀬です、華流亜様どういたしました⁇』

「あっ、岩っち⁇あのね学校帰りなんだけど…ちょっとほっとけない人達見つけちゃってさ…家まで運びたいから車2台と力のある人に手伝ってもらっていい⁇」

『ほっとけない人達…ですか…何人ぐらいいらっしゃいますか⁇』

「んーと、4人の男の人だよ。私と同い年ぐらいかなぁ~。お願いできる⁇」

『男の人ですか…かしこまりました。すぐに準備いたします。他に何かありましたらご連絡下さい。』

「おっけーぃ‼いつもあんがとっとうわぁぁ‼あと‼あとお医者様も一人あたしの家に呼んどいて‼」

『華流亜様どこか怪我したんですか⁉』

「あ、ううん。あたしじゃないのー、大丈夫ょーん♪」

『はぁ…かしこまりました。それでわそちらにまいります。」

「ありがとぉー」

そう言って電話を切った。
岩っちこと岩瀬さんは実家のお手伝いさん。小さい時から一緒で仲良しなんだよね~。
ってこの人達のこと忘れてた…
「ねぇ~大丈夫~⁇」
あたしはさっきまで使ってた敬語の事なんてすっかり忘れてた。
まぁ、でも…いいよね、別に。
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