恋愛人生
「じゃ、また明日なー」
『うん!夜メールするね!バイバーイ』
そして一人で家へと向かう
学校から別れ道へ行く距離の方が長いのに別れ道から家へと帰る距離の方が長く感じてしまう
それほど花といる時間は楽しいということ
大好きな時間はあっという間に過ぎていく
この時間のままずっと止まってくれないかと思うのとがほとんどだ
紅茶色のスクールバックの中から音楽プレーヤーを取り出し俺と花が好きな曲を流す
家へ帰る道には学校帰りのカップルが一緒に帰っている
それを見るとなぜか寂しくなってしまう
リア充な俺なのに少しでも花に会えないと寂しい気持ちでいっぱいになる
そして寂しい気持ちを忘れるようにちょっと鼻歌も歌いながら家へと帰る
それが俺の日常だ