秘めた想い〜教師の俺とお前〜
「〜〜!!先生!驚かせないでよ!」
てか、ビックリしすぎだろ(笑)
くくっ…(笑)
『ワリィ(笑)てか、お前はいつもビクビクしすぎ(笑)』
この前もビックリしてたしな。
素直と言うか単純といいか…とにかく、そんな水川が可愛くてしかたない。
水川は、ムキになって俺を攻める。
『てか、何かよう?』
俺は、少し冷たく言ってみた。
それなのに、
「先生に会いにきた!明日から夏休みで会えなくなるから‥」
お前はどこまで真っ直ぐなんだ。
でも、今は言えない‥
『おぉ、明日から夏休みだなぁ〜。静かな日がくるんだな(笑)』
そんなことこれっぽっちも思ってないのに…
「何それ!私のせいで静かな日が過ごせてないみたいじゃん‥!」
すぐムキになるし(笑)
だから‥また俺は、意地悪を言いたくなる。
『(笑) ところで今日は言わないの?(笑)いつもの』
そう言うと、水川はいつも言ってるくせに真っ赤に顔を染めて、そして照れて言う………
「‥//// 先生、大好き!」
それは、ズルいだろ…
『はいはい(笑)』
軽くあしらわなければ俺の心は溢れてしまいそうだ‥
「〜〜…!先生、楽しんでるでしょ?」
またそんな顔で‥俺を見るなよ……
『それなりに(笑)お前、面白いんだもん。』
そう。お前と一緒にいるだけで笑顔になれる。
俺は、ダメな教師だ‥
『ほら、これ。大切にしろよ』
俺は、水川に1枚の紙切れを渡した。
俺は、携帯番号とアドレスを書いた紙を渡した。