秘めた想い〜教師の俺とお前〜

放課後、俺は職員室に用事があり保健室を外していた。





用を済ませ保健室に戻ると‥またあの時と同じだ(笑)









暫く眺めていると、突然
「はぁ〜、いいなぁ‥幸せそう…」

と呟いていた。






頭、大丈夫か?(笑)


俺は、声をかけた。
『何が、いいんだ?』





突然の声に水川慌て立ち上がった。





『お前は、いつも驚きすぎだって(笑)』

何回目だよ(笑)





「先生が突然くるからじゃん!」

は?意味がわかりませんが…



『お前が突然いるんだろ?ここは俺の部屋だ』





「部屋って(笑)」





『居心地いいからなぁ』

そう、保健室は俺の部屋のように使っている。






「私も、この場所居心地いいから好き♪」






『今学期は、いつもの言わないのか?』
俺は、ニヤッとして聞いた。





水川は思い出したように、嬉しそうに…俺に言った。
「あ〜! 先生、大好き♪」




ほんとっ!
『単純だな(笑) 朝から2回も怒られてたし』





「あはっ☆」


あはっ☆て可愛く言われても‥(笑)


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