秘めた想い〜教師の俺とお前〜
穏やかな海

今日は待ちに待った




海デート。






俺は、水川の家まで車を走らせる。







ここか?

表札の名前を確認して水川に電話をした。




───プルルルル…



「‥もしもし」





『おはよ。着いたぞ。』

高まる感情を抑えて、必死で平然を装った声をだした。






慌てて電話をきった水川は急いで玄関をあけた。







なのに…何やってんだ?





なかなか、車に乗らない水川。






『お前、何してんの?』






「あ‥の…、どこに乗っていいのですか‥?」







ぷっ(笑)




『お前、相当バカだな(笑)いつもの勢いはどこにいった。隣に乗れ。』






「…………はい。」







学校とは違う、私服…

化粧もして……




ヤバイ……





心臓が暴れてる……






落ち着きを取り戻すようにタバコをくわえた。







でも、気になってしょうがねぇ……






てか、水川さん……凄い視線感じます…

見すぎだから‥‥



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