秘めた想い〜教師の俺とお前〜
────ガチャ────
久しぶりに見る、水川はどこか痩せたように見えた‥
『‥よう。久しぶり‥』
水川は困ったように俺に聞く。
「‥‥先生。どう…し…て……?」
『お前がここに入るのを見て…どうしたなかと想って。』
「そっか……空を見てるだけだから」
水川は俺と目を合わそうとしない…
「私、帰ります。先生、さようなら‥」
俺といたくないのか……
足早に屋上を出て行こうとする、水川の腕を無意識に掴んでいた。