gardenquartz 小さな楽園
ジョナサンは一目で自分と同じく美しい容姿と優雅な身のこなし、そして、戦闘能力も逸材のTwinsを気に入り、2人を買った。


施設を出る日、ジョナサンはTwinsに尋ねた。
『ここで、やり残したことはもう無いかい?』


Twinsはニッコリ笑い、妹のマーニーは可愛らしい口で答えた。
『あるわ。少し、お時間貰えます?』


ジョナサンはニコリと笑い返事をした。
『勿論さ。最後の挨拶でもしてくるのかい?』


アーサーが答えた。
『ええ。ここの方々には大変お世話になったので、丁重に別れの挨拶をして来ます。』


ジョナサンは内ポケットから葉巻を取り出し、口にくわえた。
つかさず、御付きの男が葉巻に火を着けた。

『この葉巻が吸い終わる迄には戻ってこれるかい?』

マーニーが答えた。
『勿論ですわ。では行って参ります。』
2人は優雅な足取りでドアの向こうに消えた。


ジョナサンはソファに深く腰掛け、葉巻の煙が立ち昇るのを眺めていた。






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