gardenquartz 小さな楽園
『俺は君達と違って本国の軍事審査会に今回の事を報告しに行かなければならなかった。
そこで、ジョナサンの一件の報告をして、晴れて釈放になり、自由の身になった。
俺は碧子達の入院している病院に向かったんだ。
そこで、キャットが病院を抜け出して行方不明の事を知ったんだ。
アチコチ探し回った。
それこそ、裏の奴等にまで情報を探し回ったが、一切出てこなかった。
諦めかけたとき、1人の情報屋からキャットを見かけたと聞いて、
その場所にすっ飛んで行ったんだが、ほんの少しの差で逃してしまった。
そしたら、キャットが日本に向かったって噂を聞いたのさ。』
『俺は自由になったら日本に行くつもりだったから、そのまま日本に帰ってきたのさ。』
俺は修利の顔を見た。
修利も頷いた。
キャットが日本に居る!!
キャットは必ず碧子に会いに来る筈だ。
俺は腕時計を見た。
時刻は夜の8時過ぎ。
店はまだ混んでいないだろう。
俺は碧子の店に電話をした。
ヘレンが電話に出た。
『Hello。』
俺はヘレンに言った。
『和樹だ。碧子に変わってくれ。』
『OK。チョットマッテテ。』
碧子が電話に出た。
『和樹。どうしたの?』
俺ははやる気持ちを抑えて言った。
『キャットが日本に居る。』
碧子は静かに答えた。
『えぇ。私もさっき聞いたの。』
俺は驚いて尋ねた。
『誰に聞いたの?』
碧子は少し間があってから答えた。
『私の蠍を彫ってくれた人からよ。彼女はキャットが日本に行くと空港から電話をよこして、日本へ向かったと直接聞いたみたい。
ごめんなさい。言わなくて。』
俺は別に怒ってはいなかったので答えた。
『いや。良いんだ。もしかしたら、碧子の店にキャットが顔を出すと思う。
そっちに行っても大丈夫?』
碧子は明るく答えた。
『勿論よ。ヘレン達も喜ぶわ。』
『じゃあ。後で。』
『うん。後でね。』
俺は電話を切った。
すると、修利とアルフレッドがニヤニヤ笑っている。
俺はたじろいた。
修利が突っ込みを俺に入れた。
『へぇ~。いつの間に碧さんを【碧子】って呼び捨てにするようになったのさ。』
アルフレッドも続けて言った。
『コノスケベ。』
俺は修利に言った。
『何でアルフレッドは日本語知ってんのさ。』
アルフレッドはどや顔で答えた。
『ニホンゴスコシオボエタネ。コレカラmore more オボエル。ニホンスムカラ。』
俺は立ち上がり修利に言った。
『兎に角、碧子の店に行ってみる。キャットが現れたら、必ずお前に連絡するから。』
そして、付け加えた。
『アルフレッドに変な日本語教えるなよ。』
修利はケラケラ笑いながら答えた。
『ソイツは分からないが、連絡はしてくれ。何時でも構わないから。』
『OK。じゃあなお二人さん。』
俺は修利の部屋を出て碧子の店にバイクを走らせた。
そこで、ジョナサンの一件の報告をして、晴れて釈放になり、自由の身になった。
俺は碧子達の入院している病院に向かったんだ。
そこで、キャットが病院を抜け出して行方不明の事を知ったんだ。
アチコチ探し回った。
それこそ、裏の奴等にまで情報を探し回ったが、一切出てこなかった。
諦めかけたとき、1人の情報屋からキャットを見かけたと聞いて、
その場所にすっ飛んで行ったんだが、ほんの少しの差で逃してしまった。
そしたら、キャットが日本に向かったって噂を聞いたのさ。』
『俺は自由になったら日本に行くつもりだったから、そのまま日本に帰ってきたのさ。』
俺は修利の顔を見た。
修利も頷いた。
キャットが日本に居る!!
キャットは必ず碧子に会いに来る筈だ。
俺は腕時計を見た。
時刻は夜の8時過ぎ。
店はまだ混んでいないだろう。
俺は碧子の店に電話をした。
ヘレンが電話に出た。
『Hello。』
俺はヘレンに言った。
『和樹だ。碧子に変わってくれ。』
『OK。チョットマッテテ。』
碧子が電話に出た。
『和樹。どうしたの?』
俺ははやる気持ちを抑えて言った。
『キャットが日本に居る。』
碧子は静かに答えた。
『えぇ。私もさっき聞いたの。』
俺は驚いて尋ねた。
『誰に聞いたの?』
碧子は少し間があってから答えた。
『私の蠍を彫ってくれた人からよ。彼女はキャットが日本に行くと空港から電話をよこして、日本へ向かったと直接聞いたみたい。
ごめんなさい。言わなくて。』
俺は別に怒ってはいなかったので答えた。
『いや。良いんだ。もしかしたら、碧子の店にキャットが顔を出すと思う。
そっちに行っても大丈夫?』
碧子は明るく答えた。
『勿論よ。ヘレン達も喜ぶわ。』
『じゃあ。後で。』
『うん。後でね。』
俺は電話を切った。
すると、修利とアルフレッドがニヤニヤ笑っている。
俺はたじろいた。
修利が突っ込みを俺に入れた。
『へぇ~。いつの間に碧さんを【碧子】って呼び捨てにするようになったのさ。』
アルフレッドも続けて言った。
『コノスケベ。』
俺は修利に言った。
『何でアルフレッドは日本語知ってんのさ。』
アルフレッドはどや顔で答えた。
『ニホンゴスコシオボエタネ。コレカラmore more オボエル。ニホンスムカラ。』
俺は立ち上がり修利に言った。
『兎に角、碧子の店に行ってみる。キャットが現れたら、必ずお前に連絡するから。』
そして、付け加えた。
『アルフレッドに変な日本語教えるなよ。』
修利はケラケラ笑いながら答えた。
『ソイツは分からないが、連絡はしてくれ。何時でも構わないから。』
『OK。じゃあなお二人さん。』
俺は修利の部屋を出て碧子の店にバイクを走らせた。