gardenquartz 小さな楽園
dangergirls
キャットと修利は川が見える森の切れ目を静かに河口へと進んだ。
すると、川で野営をしていたらしい一組のグループを見つけた。
キャットは修利にペイント弾のウージーを持たせてその場で待機する指示を出し、自分は両端を石で結んだ紐を取り出し、グループのすぐ近くに静かに接近した。
男が一人、荷物の番をしていた。
キャットは身をかがんで、その場にあった手頃な石を自分のいる場所から離れた所に投げた。
ガサリ!
男にも聞こえたらしい、音のした方向にペイント弾入りの銃を構えて、音の正体を伺った。
キャットは動かない。
男が中腰になり、ソッと音の方へ銃を構えたまま、静かに近づいて言った。
キャットはハッとした。
男の足元に白い糸が見えた。トラップを仕掛けている。
修利はちゃんと気づくだろうか?
確認している暇はない。
キャットは修利がまだ、このゲームに参加するには早いと何処かで思っていた。
しかし、実戦から学ぶしか無い事も分かっているので、自分が側で教えれば良いと甘い考えを後悔した。
時間がない。
ここは修利を信用して、私はあの男を仕止めることに集中しよう。
男が草むらに入ってきた。
キャットと直線で繋がった瞬間、キャットはさっきの武器を男の足元にめがけて投げた。
武器は男の両足に巻き付き、男は『ウワッ!』と大声で言って倒れた。
キャットは草むらから飛び出し、男の眉間めがけてペイント弾を撃ち込んだ。
ピーピー!!
死亡宣告の音が響き渡った。
その音でグループの奴等がテントに集まって武器を持ち、音の方向へ注意を向けた。
後、4人。
修利は草むらから4人の後頭部目掛けて、ウージーの引き金を引いた。
パラパラ!!
一斉に死亡宣告の音が鳴った。
成功した。
修利はキャットが待機しろと指示を出した所の直ぐ足元に、昨日、キャットが仕掛けたトラップと同じものを見つけた。
もし、キャットが待機しろと言わなかったら、恐らくこのトラップにひっかかって危なくドジを踏む所だった。
緊張感が心地好く感じてきている。
神経がこのゲームに馴染んできた証拠だ。
キャットが動いた。
キャットの方に敵チーム全員が集中した瞬間、修利はやぶから飛び出し、敵の後頭部目掛けてウージーの引き金を引いた。
作戦は成功した。
修利は、不思議な感覚を味わっていた。
緊張感の中の快感。そして、達成感。
ペイント弾を撃ち込まれた奴等は気絶していた。
キャットの武器は全て弄ってあり、威力はペイント弾でも、食らえば気絶する位の威力を発揮してくれた。
キャットが藪から出てきて、テントの中を調べ、ペイント弾と使えそうなモノを頂戴して、素早くその場から離れた。
すると、川で野営をしていたらしい一組のグループを見つけた。
キャットは修利にペイント弾のウージーを持たせてその場で待機する指示を出し、自分は両端を石で結んだ紐を取り出し、グループのすぐ近くに静かに接近した。
男が一人、荷物の番をしていた。
キャットは身をかがんで、その場にあった手頃な石を自分のいる場所から離れた所に投げた。
ガサリ!
男にも聞こえたらしい、音のした方向にペイント弾入りの銃を構えて、音の正体を伺った。
キャットは動かない。
男が中腰になり、ソッと音の方へ銃を構えたまま、静かに近づいて言った。
キャットはハッとした。
男の足元に白い糸が見えた。トラップを仕掛けている。
修利はちゃんと気づくだろうか?
確認している暇はない。
キャットは修利がまだ、このゲームに参加するには早いと何処かで思っていた。
しかし、実戦から学ぶしか無い事も分かっているので、自分が側で教えれば良いと甘い考えを後悔した。
時間がない。
ここは修利を信用して、私はあの男を仕止めることに集中しよう。
男が草むらに入ってきた。
キャットと直線で繋がった瞬間、キャットはさっきの武器を男の足元にめがけて投げた。
武器は男の両足に巻き付き、男は『ウワッ!』と大声で言って倒れた。
キャットは草むらから飛び出し、男の眉間めがけてペイント弾を撃ち込んだ。
ピーピー!!
死亡宣告の音が響き渡った。
その音でグループの奴等がテントに集まって武器を持ち、音の方向へ注意を向けた。
後、4人。
修利は草むらから4人の後頭部目掛けて、ウージーの引き金を引いた。
パラパラ!!
一斉に死亡宣告の音が鳴った。
成功した。
修利はキャットが待機しろと指示を出した所の直ぐ足元に、昨日、キャットが仕掛けたトラップと同じものを見つけた。
もし、キャットが待機しろと言わなかったら、恐らくこのトラップにひっかかって危なくドジを踏む所だった。
緊張感が心地好く感じてきている。
神経がこのゲームに馴染んできた証拠だ。
キャットが動いた。
キャットの方に敵チーム全員が集中した瞬間、修利はやぶから飛び出し、敵の後頭部目掛けてウージーの引き金を引いた。
作戦は成功した。
修利は、不思議な感覚を味わっていた。
緊張感の中の快感。そして、達成感。
ペイント弾を撃ち込まれた奴等は気絶していた。
キャットの武器は全て弄ってあり、威力はペイント弾でも、食らえば気絶する位の威力を発揮してくれた。
キャットが藪から出てきて、テントの中を調べ、ペイント弾と使えそうなモノを頂戴して、素早くその場から離れた。