この探偵厄介すぎて困ってます!

「まず、君はというか君たちは誰にも恋人だということを明かさなかった


君たちは駆け落ちか何かでここへ来たんじゃないのか?」


か、駆け落ち!?


驚いて美香さんを見ると美香さんもあたしと同じような顔をしていた。



あ、でも少し納得できるかも。



そうれだったら、あまり外に出れないし漁師のおじさんたちが2人のことをあまり知らなかったのも無理はない。


「ふむ、やはりね。そして、今日もひっそりと太郎くんは漁に出てあなたは家で彼を待っているつもりだったんだ」


「え、ちょっと待ってください。美香さん毎日一緒に乗ってるって‥‥」


「ウソに決まっているだろう。アリバイ作りのためだ」


アリバイ?


「もしも、いつも乗ってないことがバレたら家での行動やそなたもろもろ聞かれることになる」


「別にいいのでは?」


「ワトソン君。落ち着いてよく考えてみたまえ。さっきも言っただろうこいつらは駆け落ち。聞かれたらまずいことのほうが多くなる。ちょっと、そこの不甲斐ない私の助手の紅茶でも飲んで頭をスッキリさせてくればいい」



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