俺様王子の恋愛事情*


立ち聞きするつもりは無かったんだけど、好奇心は抑えられず


少しだけその場に止まって耳を澄ませた


段々高鳴る私の好奇心と共に大きくなる、中にいる人たちの声


「んんっ、もっとぉっ」


聞いてるこっちが照れる…先輩、と言っていたからきっと彼氏は2年か3年?


なんて考え事をしていたため、後ろにいた人物に全く気付かなかった


「なにしてんの?そんなところで」


バッと声のする方を振り向く


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