空の彼方、想い焦がれる
物心~初恋~いじめ
私は実波。
私の記憶は幼稚園の頃から始まっている。
三人兄弟の末っ子。3つずつ離れた兄と姉は、もう小学生。
そのせいか、周りのお父さんやお母さんよりも、自分のお父さんとお母さんは老けていた。
幼心に、ちょっとしたコンプレックスを感じていた。
当時は、もちろんコンプレックスなんて言葉もわからなかったけど、若いお母さんになって、子供の自慢のお母さんになりたいと思っていた。
そして、名前が嫌いだった。
周りの子は「ゆうこちゃん」「まりえちゃん」「かなちゃん」など、呼びやすくて羨ましかった。
自分の名前は、他に探してもいなくて、何でこんな名前なんだろうと思った。呼ばれるときも、みんな愛称で呼ばれたりするけど、自分だけ名前全部呼ばれてしまう。
それが、なんだか他人行儀で嫌だった。
今でさえ、○○子ちゃんとか、△△美ちゃんと言う名前はほとんどないけど、当時は当たり前だったのに、自分だけ浮いてるような気がしていた。
それが、私の一番最初の記憶。物心がついたときだった。
私の記憶は幼稚園の頃から始まっている。
三人兄弟の末っ子。3つずつ離れた兄と姉は、もう小学生。
そのせいか、周りのお父さんやお母さんよりも、自分のお父さんとお母さんは老けていた。
幼心に、ちょっとしたコンプレックスを感じていた。
当時は、もちろんコンプレックスなんて言葉もわからなかったけど、若いお母さんになって、子供の自慢のお母さんになりたいと思っていた。
そして、名前が嫌いだった。
周りの子は「ゆうこちゃん」「まりえちゃん」「かなちゃん」など、呼びやすくて羨ましかった。
自分の名前は、他に探してもいなくて、何でこんな名前なんだろうと思った。呼ばれるときも、みんな愛称で呼ばれたりするけど、自分だけ名前全部呼ばれてしまう。
それが、なんだか他人行儀で嫌だった。
今でさえ、○○子ちゃんとか、△△美ちゃんと言う名前はほとんどないけど、当時は当たり前だったのに、自分だけ浮いてるような気がしていた。
それが、私の一番最初の記憶。物心がついたときだった。