空の彼方、想い焦がれる
二人目の彼氏は、年上の人。



裕太さんと言った。



会うのは、仕事も学校も終わった夜中、公園のベンチで自販機のジュースを買ってのんびり。


そんな日々だった。





寂しいのを忘れられた。





だけど、虚しさも拡がるばかり。





ゆうくんの時と同じだった。近づけば近づくほど、離れたくなってしまった。




一度、別れを告げてしまった。だけど、いつの間にか、私は好きになっていた。




だけど、彼の心は離れてしまっていた。



その頃、私の働いていたバイト先は閉店してしまい、私も独り暮らしをすることを決めていて出ていくところだった。



別れた直後の事だった。





その後、連絡はもうとらないと決めていたけど、ついついメールをしてしまった。



返事も返ってきた。



それから、裕太さん....ゆうちゃんとは、付き合う前より仲良くなった。



私のことも大切にしてくれた。




妹のように。
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