もし僕がロボットになっても
万が一を考えてまさとは複数の家をつくる。
それが宿カノ。
僕の気分で僕のおもうように生きていくための道具。

まさと「いくところがない」

そんなふうに同情をひいては逃げ場を探す。
女も人も全ては僕にとっては道具だった。

都合よく生きる術。
相手がどうなっても僕には関係ない。
それが潤平の生き方だった。
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