もし僕がロボットになっても
あと少し…


あと少しで借金が終わる…


そう思い僕は眠りにつく。
そしていつものように、今日も奈落の底に突き落とされる夢をみて目が冷める…

わぁぁぁ!

はっとして目が覚める。

どうしてこんな夢をみるのかわからない。
ただ必死なんだ。
きっと僕は人形だから。
いつか完全な物になるために…
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