もし僕がロボットになっても
千花という客がまさとと連絡をとらない日から二ヶ月もの日々が過ぎていた。
まさとはそれからも順調に高みに昇り続けた。
自分のためならなんでもする。
欲しいものなら力ずくで手にいれる。
嫌いなものはすててしまえ。
ある日、まさとの店で働く先輩ホストの龍二の客に目をつけた。
ホストクラブで他人の客に手だしをするのはご法度だとしりながら、まさとは龍二の客に手をだそうと考えていた。
龍二の客の名前ははるか。
はるかは龍二の一番の太い客だった。龍二の給料の半分ははるかが支えているといっても過言ではなかった。
月に軽く300万は使う女だった。
どうやってはるかの気をひいて動かそう。
まさとはそんな風に考えていた。
この店でもめごとを起こすのは正直めんどくさい。
どうしようかな…。
まさとは水面下ではるかに接近することにした。
龍二の仲のいい売れないホストの直人に、自分の一番の太客の連れを紹介し、直人を指名させた。
直人は顔はイケメンだったが、あまり仕事を真面目にやらないダメホストだった。
だけど使い方次第では、金になる。まさとはそう直感で思っていた。
直人の口癖はこうだった。
「金ねー。何かいいことないっすか?」
だからまさとはわざと自分の売り上げが半分になってまでも太客の連れを指名させた。
そして、僕はまず直人に取り入った。一番の龍二の側近にいる直人から直接情報をききだした。
はるかと龍二は一緒にすんでいるという情報だった。
まさとはそれからも順調に高みに昇り続けた。
自分のためならなんでもする。
欲しいものなら力ずくで手にいれる。
嫌いなものはすててしまえ。
ある日、まさとの店で働く先輩ホストの龍二の客に目をつけた。
ホストクラブで他人の客に手だしをするのはご法度だとしりながら、まさとは龍二の客に手をだそうと考えていた。
龍二の客の名前ははるか。
はるかは龍二の一番の太い客だった。龍二の給料の半分ははるかが支えているといっても過言ではなかった。
月に軽く300万は使う女だった。
どうやってはるかの気をひいて動かそう。
まさとはそんな風に考えていた。
この店でもめごとを起こすのは正直めんどくさい。
どうしようかな…。
まさとは水面下ではるかに接近することにした。
龍二の仲のいい売れないホストの直人に、自分の一番の太客の連れを紹介し、直人を指名させた。
直人は顔はイケメンだったが、あまり仕事を真面目にやらないダメホストだった。
だけど使い方次第では、金になる。まさとはそう直感で思っていた。
直人の口癖はこうだった。
「金ねー。何かいいことないっすか?」
だからまさとはわざと自分の売り上げが半分になってまでも太客の連れを指名させた。
そして、僕はまず直人に取り入った。一番の龍二の側近にいる直人から直接情報をききだした。
はるかと龍二は一緒にすんでいるという情報だった。