もし僕がロボットになっても
はるかが静かに答えた。

はるか「そうだよ。もう龍二には魅力をかんじなくなったから、まさとに変えたの。」

龍二とはるかの悔しそうな顔を見てまさとはニヤリと笑った。
その他人の苦しむ顔をみるだけで優越感に浸れるのだ。これ以上の喜びはなかったのだ。

そしてまさとは立ちすくむはるかを席に座らせ一晩で龍二に使う額を全額使わせた。

そして、この日からはるかをまさとはオモチャにしはじめた。

まさとの好きな額だけ金を使わせ、まさとの借金はおろか財産までをつくりあげることとなる。これが僕の世界のルールだ。と笑い声をあげながら、部屋で笑っていた。

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