もし僕がロボットになっても
潤平は千花がその場を去った後、囲まれていた男たちにボコボコに殴られることになる。

男「ふざけたことしやがって。お前が千花にしてきたことがどんな事かわかってんのか?」

一人の男がそう言った。

潤平はとっさにその場を逃げようと言い訳をする。

潤平「どんなことって、何もした覚えなんかない!あの女が毎月勝手に振り込みしただけだ!ぼくは何もゆってない!」


男「ガタガタ抜かしてんじゃねーぞクソガキ。千花が脅迫されてたのも全部テメーのせいだろ。」

ドカッ!
とっさに言い訳をする潤平に男が一発蹴りをいれた。

潤平は咳き込みながら更に言葉を重ねる。

潤平「僕のせいじゃない。脅迫されてたのは僕の方だ。千花が愛人してるから、お金あるからって言うから貰っただけだ。お前らこそ脅迫だ!俺は悪くない!悪いのは全部あいつだ」

ガタガタ言い訳をすると男たちは蹴りをもう一発いれた。

男「ふざけんじゃねーぞ。何が脅迫だ?お前の後輩の直人からもお前のやってること全部きいてんだよこっちわ!」


潤平「直人が僕に千花を脅迫しろって言ったんだ。
あんなブスな女に俺から近づいたりしない!直人がやれっていったんだ!俺は悪くない!」

男「てめー、まだわかんねーのか。少しは人の話をききやがれ」

潤平は男たちが話す合間にもいいわけを続けた。
潤平「話をきくのはお前らだ。お前らこれは犯罪だぞ」

男「だまれっつってんだよ」


意味不明な責任転嫁をする潤平に男たちは痺れを切らし、バットで頭を殴られた。
そして潤平は一時間以上ボコボコにされて意識を失った。
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