【短編】ばいばい
「……だから今はナシ。
俺が、もっと優しく出来る時にな」
理性を保とうと努力した俺の一言。
頑張った俺。
だったのに……。
「……いーよ」
「はぁ?」
おいっ。
何赤くなって言ってんの!?
こいつ……俺の話聞いてた?
「隼人と……したい」
「本気!?」
てか、何で俺が焦ってんだよ。
「うん…」
「ほっ本気の本気の本気?」
「えぇ!? 隼人が言ったんじゃん?」
涙目の美優に、言われて確かに……と思ってしまった。
さっきから俺のズボンを握ったままの手に目線を落とし、
「……なるべく……優しくします」
「あはっ、うん……」
-END-
この後、したのかって?
それは……
マガジンで読めるらしい!?(笑)