約束。
「1.2.3.4.・・・和也ーにやにやすんなぁ」
MASAKIのその声で他のメンバーにくすくす笑われた。
でもいいんだ。
なんか、彼女に会えるからなのか
心が広くなっていく気がした。
「はーいおつかれさん。って、和也!」
終わった瞬間に俺はダンス室を飛び出した。
荷物は持ってる。
「あれ・・・」
公園に、いない・・・
急いできたのに。
やっぱ、帰ったか。
「おーい」
「無視しないでよ」
え・・・
「帰ったんじゃ・・・」
「待ってろっつったのどっちよ」
くすくす笑う彼女が、可愛いすぎて俺・・・
「////・・・」
「ちょっと、黙ってないでなんか言ってよ」
んー・・・
あ、じゃあ・・・
「その制服・・・どこの?」