The Story~恋スル君ヘ~
そんな強い人に、想われたこと。
そういう人に、恋われたこと。




俺は、けっこう誇りに思ってる。




だから、その人にふさわしくあるために、
俺は、夏帆を大切にする。




「1人の女も守れない男なのか」と
幻滅されたくないから。




誰に言っても理解してもらえないだろう。
こんな、情けない気持ち。


でも、情けなくてもいいから、
俺は俺でいたい。









だから。






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