The Story~恋スル君ヘ~
レイside
「もぉー、
ウチらの休憩場所まで侵攻しないでよぉー」
あたし、森瀬 玲は、サッカー部たちに
必死で抗議する。
だけど、あたしのコトバなんか無視して、
ヤツらは水飲み場でだらけている。
「だりーなー」
「何でこんな暑いんだよ……」
「あ、森瀬、売店で炭酸買ってきてくれよー」
「いいねー」
「森瀬、早くー」
こいつらサッカー部は、
この夏、県大会出場という結果を出した。
3年生の先輩が引退した今、
ちょっと調子に乗りすぎな感じ。
くぅ……ムカつくぅ……
あたしの所属する女子バスケ部は、
市大会4位。
……微妙な感じだ。
ウチらの休憩場所まで侵攻しないでよぉー」
あたし、森瀬 玲は、サッカー部たちに
必死で抗議する。
だけど、あたしのコトバなんか無視して、
ヤツらは水飲み場でだらけている。
「だりーなー」
「何でこんな暑いんだよ……」
「あ、森瀬、売店で炭酸買ってきてくれよー」
「いいねー」
「森瀬、早くー」
こいつらサッカー部は、
この夏、県大会出場という結果を出した。
3年生の先輩が引退した今、
ちょっと調子に乗りすぎな感じ。
くぅ……ムカつくぅ……
あたしの所属する女子バスケ部は、
市大会4位。
……微妙な感じだ。