The Story~恋スル君ヘ~
マサシside
グラウンドから、休憩場所まで走る。
吹き抜ける風。
風がぬるくて、めちゃくちゃ蒸し暑い。
俺、古田 昌志は、にじみ出る汗をぬぐった。
休憩場所の水飲み場。
俺の所属するサッカー部連中が、
だらだらと座り込んでやがる。
ったく、アホだなぁ。
・・・そして。
「もぉー、ウチらの休憩場所まで侵攻しないでよぉー」
女子バスケットボール部のエース、
森瀬 玲ちゃんの声。
彼女、今のところ俺の想い人なんだ。
かっわいいなぁ、ほんと。
にやけちゃうぜ、全く。
グラウンド横の水飲み場は、他の部活も使う。
女子バスケ部も例に漏れず、だ。
だから、堂々と占領して邪魔をしている
アホな俺たちに文句を言いに来たんだろう。
・・・というのは分かっているんだけど、さ。
吹き抜ける風。
風がぬるくて、めちゃくちゃ蒸し暑い。
俺、古田 昌志は、にじみ出る汗をぬぐった。
休憩場所の水飲み場。
俺の所属するサッカー部連中が、
だらだらと座り込んでやがる。
ったく、アホだなぁ。
・・・そして。
「もぉー、ウチらの休憩場所まで侵攻しないでよぉー」
女子バスケットボール部のエース、
森瀬 玲ちゃんの声。
彼女、今のところ俺の想い人なんだ。
かっわいいなぁ、ほんと。
にやけちゃうぜ、全く。
グラウンド横の水飲み場は、他の部活も使う。
女子バスケ部も例に漏れず、だ。
だから、堂々と占領して邪魔をしている
アホな俺たちに文句を言いに来たんだろう。
・・・というのは分かっているんだけど、さ。