ういんく☆killer






夕食を済ませ、急いで亜姫の部屋へ向かう




ドタドタと階段を登る私を不思議そうに見る使用人達。




「どうかなされましたかー?」





心配そうに訪ねてきた使用人に、「大丈夫です!」とこたえながら、階段を登る。





無駄に広いこの家。こーゆうときに、ちょっと不便だと思う












――バタンッ












勢いよく部屋に飛び込んだ私




……はぁ、はぁ、はぁ、





息を切らして走りこんできた事に、机に座っていた我が妹は驚いていらっしゃる





「璃姫。そんなに急がなくても待っているのに。」






またケラケラと笑われてしまった






「いや、なんとなく、早く見せたかったんだもん」





ちょっと拗ねてみたんだけど、亜姫はまだ笑っている





……もうっ











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