私はあなたが大好きです…

私達が着いた頃にはもう、クラスが発表されていた。

1ーC

哀川 優美
  ・
  ・
  ・
  ・
宮崎 日和

良かったぁ。

日和と同じクラスだ。

「日和ィィィィ!同じクラスだよ~♪」

「うん!今年もヨロシクね、優美!」

「うん^^」

教室に入ってから5分くらいしたら先生が入ってきた。

「担任の伊藤 真希(いとうまき)です。よろしく。」

伊藤先生は、とても面白くて優しい先生だった。

_______

入学してから3日。

「皆さーん、席替えをします。」

と、伊藤先生が言った。

そして私達は名簿順にくじを引いていった。

「日和ぃ~、何番だった?」

「アタシ、18♪」

「マジ!?私、19番♪」

「おー!近いじゃん!」

「うん!」

そして、席を移動した。

私の隣の席は、坂本 爽(さかもとそう)って人。

これが私、哀川優美と彼、坂本爽の出会いだった…
< 13 / 18 >

この作品をシェア

pagetop