私はあなたが大好きです…

「んじゃ、帰ろうぜ?」

「うん!]

そう言って私と海人は歩き出した。

…待てよ!?

海人の家って私の家と逆方向…だよね?

なのに、私の家のほうに来てくれてるってことは

送ってくれる

ってこと!?

ヤバい!メッチャ嬉しい。

私の彼氏、優しすぎです…

「…ありがとう!」

「おぅ!また明日な!」

「うん。ばいばい♪」

いつもなら長く感じる学校から家までの道のりも今日は短かったなぁ。

やっぱ、幸せな時間ってあっという間なんだね。

…でも、こんなに短いのってヒドくない!?

ねぇ、神様…
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