私はあなたが大好きです…
海人が死んだ。
私は多分その事実をやっと受け入れることが出来たのかな?
だから
泣けたんだよね?
「あ!そうだ!優美!」
「何?」
「海人の家に行こう?」
「え!?」
「とにかく行こう!」
「え?あ!ちょっと!待ってよ日和!」
私はそう言いながら急いで日和についていく。
【ピーンポーン】
海人の家のインターホンを鳴らした。
『はーい。どちら様?』
「日和です。宮崎日和でーす。」
日和がそう言うと海人のお母さんが出てきた。
「あらっ?その子は?」
そう言って私の事を見てきた海人のお母さん。
「は、初めまして!私は、哀川 優美(あいかわ ゆみ)です。ちなみに、海人の彼女です♪」
「可愛い名前ね。海人の彼女かぁ。海人、そういうこと教えてくれなかったから…」