秘密のお姫様【完】



…………え。





何、この状況。逸輝のと凄く似てるんだけど、て言うか全く同じなんですけど⁉






あたしはこの状況から逃れようと後退りするけど、周りにいる男の子達もその分近づいてくる。






「瑠奈、気付くの遅すぎでしょ………」




「なんでこうなる前に王子とくっつかないのよ」




「……王子もさっさと瑠奈に声かければこんな凄い事にならなかったのにねぇ」




なんて莉麻と美那が話してた事をあたしは知らない。





美那達がそんな会話をしている頃あたしは男の子達からお誘いを受けていた。





「「「「成宮さん!!!僕と(俺と)ペアになって下さい!!!」」」」




その凄すぎる迫力にあたしはビックリしてフリーズ。




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