秘密のお姫様【完】



その時の俺は入学式で見た成宮瑠奈を思い出す事に意識を持っていっていた。





成宮本人は入学式の時よりも、かなりすぐ近くに居たのに気づかなかった。





佐山と綾野に必死に話されていたのが、成宮だったなんて知らない俺は。





そのまま教室にいってしまった。





この時の俺は、なんでこんなに必死に自分が思い出そうとしているのかわからなかった。





それから俺がまたあいつに会える事になるのは。




ーーーーー1週間後になる。




< 29 / 487 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop