秘密のお姫様【完】



「うん、此処で喧嘩したよね⁇昨日」




「ああ。てか、あの岩って昨日瑠奈が寄り掛かってなかったか⁇」




「そういえば。でも、そしたらあたし達昨日あの岩触ってるよ⁇」




「………あ、そうなるな」




「………まあ、いっか」




「今日と昨日は違うしな⁇」




お互いに顔を見合わせて笑い合うと、そのまま岩に触れる。





「………さてと。じゃあ、次のところに行く⁇」




「瑠奈が良いなら良いぜ⁇次のとこに行くか⁇」




「あたしは、此処に逸輝と2人で来れたってだけで十分なんだよ⁇」




「………なんでそう、不意打ちで可愛い事言うかな」




「………へっ⁇………っ」




「フッ、ごちそーさま♪」




「………////」




「あれー⁇お顔が真っ赤ですよ⁇瑠奈ちゃん」




「………み、見ないでよ、恥ずかしい」




突然キスされてびっくりしたけど、逸輝に言われたとおり顔が真っ赤になってしまった。





だから、顔を背けてせめてもの反抗⁇をしてみる。




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