秘密のお姫様【完】
そんな事を話して歩いて居ると、オシャレなカフェを見つける。
「ね、少し疲れたからあそこのカフェで休憩しよう⁇」
「そうだな。そうするか」
ーーカランカラン♪
「いらっしゃいませ、2名様ですか⁇」
「2名です」
店内に入ると席に案内される。
「ご注文がお決まりましたらお声かけ下さい」
そう言って店員さんは下がっていった。
そして、店員さんに渡されたメニューを開いてみると。
「どれも美味しそう〜‼」
メニューを見て何を注文しようか迷う。
そして、散々迷った挙句、どうにか2つまで絞った。
「どうしよう〜、チョコケーキセットも食べたいし、抹茶パフェも捨てがたいよ〜」
うー。どうしよう………早く決めないと逸輝に迷惑が掛かっちゃう‼
「すみません」
あたしが悩んで居ると、逸輝が店員さんを呼んでしまった。