秘密のお姫様【完】
「………いつまでもここで止まって話してるわけにもいかない時間よ」
「確かに、流石に戻らないと先生達に怒られちゃうかもしれないから戻ろう⁇」
流石にヤバイと思ったあたしは莉麻達に目で助けを求める。
それを直様分かってくれた2人は戻ろうとそれとなく話をずらしてくれた。
(ありがとうぅ〜‼ホントに助かった‼)
と、あたしは逸輝達に分からないように美那達に目とジェスチャーでお礼を言った。
「やばいな確かに。戻るか」
「そうだな」
「急がないと先生に怒られるぞ」
3人もあっさり納得してくれて戻る事に。
そして急いでバス乗り場となっている集合場所に戻ってきて。
上手く皆に混ざって別れることが出来た。
「………誰よあたしがLunaに似てるなんて噂流したやつは」
バスに乗ってからやっと落ち着く事ができた。
「確かに。今日の瑠奈は簡単にはLunaに似てるなんて言われないようにメイクしてるのに」