秘密のお姫様【完】



「いえいえ、あたしはまだまだです‼これからも更に頑張ります‼」




そう言って微笑むと、あたしはお辞儀をして収録をしていたスタジオから出る。





「ふぅ。さてと、次は打ち合わせ‼」




あたしは打ち合わせの行われる会議室へと向かった。





そしてツアーについて打ち合わせを詳しく始める。





ーーーそして、次の日。





「………ここはテストに出るかもしれないから勉強しとくように」




そう言って先生は机で爆睡している瑠奈を見てため息を吐くと教室を出て行った。





ーーキーンコーンカーンコーン………





「………瑠奈、瑠奈ったら!!!」




「………んー……あとちょっと〜……」




「何言ってるのよ!!!もうお昼よ⁉」




「………へっ⁉お、お昼ぅ⁈」




莉麻の声にあたしは飛び起きる。





「そうよ‼先生も呆れてたんだからね⁇」




なんて莉麻に大きな声でお説教をされる。





寝起きでそれは無いよ〜…頭が痛いよ莉麻さん。





なんてのんきな事を考えて聞き流していると。




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