秘密のお姫様【完】
なんて快く引き受けてくれる。
………意外と単純なんだなぁ。
なんて思ってしまった事は内緒。
そして、午後の授業を1時間だけ受けて。
「じゃあ、美那、莉麻、お願いします」
「ふふふ、まっかせなさい♪頑張ってね‼」
「楽しみにしてるよ〜♪コッチは安心して行って来て⁇」
美那と莉麻にご機嫌で送り出されて仕事に向かったのでした。
今日はあたしの新曲の発売日なの。
なので、午後からそのイベントに出て歌うんです‼
イベント自体が午後からだったから早退で済んだけど。
これが午前中とかだったら学校に遅刻か休む羽目になってた。
それに、実は今日から仕事がずっと入ってて学校に行けるか分からないのだ。
だから、莉麻達には逸輝達に特に逸輝にバレないように誤魔化して貰う。
気付かれないと良いんだけどな〜。
なんて考えながら、支度をする。