秘密のお姫様【完】

☆テストと喧嘩☆




ーー次の日。





遂に今日から4日間テストですよ。





昨日家に帰って最後の追い込みをしたから大丈夫かな。





帰るまでが本当に大変だったけど。





莉麻が家に来た時に聞いたら説明しといたって言ってたから逸輝達は平気だと思う。





というかそう思いたい。





「それじゃあテスト用紙配るから筆記用具以外しまえ」




全員に問題が行き渡ったのを確認し。





ーーキーンコーンカーンコーン……





「開始‼︎」




チャイムと同時にテスト用紙を開く。





そして、問題を解き始めた。





ーーそして。





「……やめ!」




先生の声と同時になるチャイム。





「筆記用具を置いて後ろから回答用紙と問題用紙を回してこい」




回答用紙と問題用紙を集めた先生は。





「4日間お疲れ様」




一言で簡単に私達を労い、教室を出ていった。





先生達はこれから採点と成績処理頑張って下さいな。





「出来たー⁇」




「いや、アレはキツイって」




「俺ぜってー赤点なんだけど」




「俺も!つか、補習かも」




「今回難しかったー‼︎」




「ホント〜!半分も入ってないかも」




皆さんそれぞれテストの事について言いながら帰って行く。





「瑠奈〜、お疲れ〜」




「瑠奈ちゃんはどうだったのかなー⁇」





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