【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「響くんも、族か何かなの?」


ここにいるってことはそういうことだよね?


「あぁ、響は違うよ。まぁ引退したって言ったほうが正しいか。」


朝陽が簡単に教えてくれた。


「そうなんだ。じゃあどうしてここに?」


「何。蓮司教えてねぇの?」


「あぁ。もう1人きたらまとめて教えようと思ってな。」


何だろう?蓮は何がしたいのかな?


「つーか、あいつはまだかよ」


響くんがタバコを吸いながら話す。


「急に仕事入ったからもう少し掛かるって」


朝陽が携帯を確認した。
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