【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「まぁ、その話は置いといてよ?

美怜さ、戻ってこいよ。皆待ってんだぜ?」


「そうよ!折角見つけたんだもの‼︎

戻っておいで?」


ひろくん…さっちゃん…


「できないよ。」


そう。あの人との約束だから。


彼は許さないはず。絶対に。


きっと私が彼らに会ったことに、必ず気付くはず。


私はいつだって監視されてるんだから。


狼王にだって何するか………。


でも、私が止めて見せる。


皆には手を出させない。
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