【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「あ〜寒。」


蓮は部屋に入るとソファーに座り手を摩っていた。


「蓮、はい!コーヒー。

これ飲んで待ってて?」


コーヒーが好きな蓮に温かいコーヒーを渡した。


「ん。さんきゅ」


そう言ってコーヒーを飲み始めた。


さっきの…どうしよう。


話すべき?……でも迷惑掛けたくないし。


ぼーっとしながら玉ねぎを切っていると、ぎゅっと後ろから抱きしめられた。

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