【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
私と蓮はまだそういう関係になっていない。
私がいつも震えるから蓮も出来ないんだ。
その時の蓮の悲しそうな顔が凄く嫌だった。
そしていつも必ず蓮は、
「ごめんな」
って謝ってくる。
それはたぶん、私を守れなかったからって言いたいんだと思う。
私は十分蓮に守ってもらってる。
自分が弱すぎるからダメなんだ。
「あのね、蓮…正直私まだ出来ない。
ごめんなさい。蓮とあいつらを重ねたくないって思ってても体が言うこと聞かないの。
怖い……蓮の悲しい顔見たくないのにっ…わたしのせいで。」
蓮の首に腕を回して抱き付いた。
私がいつも震えるから蓮も出来ないんだ。
その時の蓮の悲しそうな顔が凄く嫌だった。
そしていつも必ず蓮は、
「ごめんな」
って謝ってくる。
それはたぶん、私を守れなかったからって言いたいんだと思う。
私は十分蓮に守ってもらってる。
自分が弱すぎるからダメなんだ。
「あのね、蓮…正直私まだ出来ない。
ごめんなさい。蓮とあいつらを重ねたくないって思ってても体が言うこと聞かないの。
怖い……蓮の悲しい顔見たくないのにっ…わたしのせいで。」
蓮の首に腕を回して抱き付いた。