【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

迫り来る時間

…朝。


時計を見るともう昼を回っていた。


ぼーっとする中、携帯を見ると何十件もの電話やメールが入っていた。


見る気にもならずリビングへ。


今日は学校休もう。


暖かいコーヒーを注いでソファーに座ると目の前は昨日のまま。


これ片付けなくちゃ…。


これから…どうするべきなのだろうか。


……頼る人なんていないのに。


後で……パパのお墓に行こうかな。


何も考えたくない時はよくパパのお墓に行く。


そうするとパパが一緒にいる感覚がして安心するんだ。

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