【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
彼…怜さんに電話を掛けた。


『はい。』


「怜さん、頼みたいことがあるの。」


『美怜からなんて珍しいね?どうしたの?』


「車を出して欲しい。そして私を鬼神の倉庫に連れてって。」


『……わかった。僕は少し行けそうにないから1人で行けるね?』


「えぇ。」


『それじゃあ、10分後にマンション前で』



そう言って電話を切った。
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