【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「蓮…っ…ごめん…」


すると蓮は、


「………心配した…。何…してたんだよっ…。」


そう言って蓮は力強く私を抱き上げた。


ごめんね蓮…。


蓮の顔を見た時凄く悲しい顔をしていた。


こんな顔させるために私は………っ。


「ごめん…ごめん蓮…ごめんね?」


何に対して謝ってるのか分からないくらい私は謝り続けた。


連絡しなかったこと?


これから裏切ること?


こんな顔させたこと?


…ううん。全てだ…。
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